インプラントのタイトル画像インプラント

インプラントとは、歯が無くなってしまった部分の骨にチタン製の歯根を植立する手術を行い、冠を被せて歯を作ったり、半固定の義歯を作ったりする方法です。
インプラントには、もともと医学用語で「植立する」という意味があります。

失われた歯の場所に、歯根の代わりになる人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法を「インプラント治療」といいます。

インプラントの施術の模型写真

歯には全体で支えるという役割があります

インプラントは「第2の永久歯」といわれるほど、機能的にも、見た目にも、天然の歯にもっとも近く、最近インプラント治療を受ける方が急速に増えています。

歯は上下左右 合わせて28本ありますが(親知らずを除く)、それぞれに色々な役割をもっています。その中の1つに「前歯は奥歯を守り、奥歯は前歯を守る」というものがあります。

たとえば、硬い地面に打ちつけてある杭を左右に力強く揺さぶり続けると、次第に杭の周りがすり鉢状にゆるんでしまい、最終的に杭はグラグラになって抜けてしまいます。

実は、歯も同じように強い力が加わり続けると 歯を支えている周りの骨がゆるんでしまいグラグラの状態になってしまいます。

このような事がおこらないように、前歯は奥歯を守るための機能を、奥歯は前歯を守るための機能を持った「すべての歯がお互いに守りあっている」という関係にあるのです。

上下の歯を噛みあわせた状態で左右に大きく歯ぎしりをするように動かすと、犬歯(糸切り歯)よりも前方の歯があたり奥歯は離れるようになります。
これは奥歯に左右にゆするような強い力がかからないよう前歯が防いでくれているためです。

また、カチカチと物を噛むような動きをしたときに、上下の奥歯同士がしっかりと噛み合わさることでそれ以上深く噛みこまないようになっています。
奥歯が上下的なストッパーになることで前歯が必要以上に強くぶつからないように守っているんです。

もし、前歯がいろんな理由からすり減ってしまったり、失ってしまった状態を長く放置していると奥歯の負担が知らずしらずに増してしまい気が付いた時には奥歯にトラブルを招くことになります。

同じように、奥歯が歯周病でグラつくような状態になったり 失ったままであれば必ず前歯はダメージを受け続けることになり、結果として前歯は残すことが難しい状態になるでしょう。

歯全体のバランスを考えた時のインプラント

私達 歯科医師の目的は患者様の「口や歯の機能を守る」ということです。

その為に虫歯治療や歯周病治療、噛みあわせの治療などを行い、現存している歯牙を守っていくことに全力で取り組む必要があると考えています。

そのなかで、これから先、守ることができた歯がより長く健全な状態で残っていってくれるよう「前歯と奥歯の力のバランスがとれた関係」を確立しておくことは最も重要なことになります。

「前歯と奥歯の力のバランスがとれた関係」を確立させるために、インプラント治療は非常に大きな存在です。

今まで、歯を失ったところは残った歯を削って土台としたブリッジと言われる方法、もしくは、取り外しできる入れ歯でしか対応することができませんでした。

ブリッジは土台となる歯が十分にしっかりとしており、歯牙の力関係を良く理解した技術のある歯科医師が行った場合にはとても予後の見込める治療です。

しかし、その構造上の理由から必ず、歯を失ったところの前と後に健康な歯が残っていなければブリッジによる治療を行うことができません。


また、入れ歯は噛みあわせの力の大部分を受け止めているのがやわらかい歯ぐきであるため弾力性がある分 入れ歯が沈み込んでしまいしっかりと上下的なストッパーとしての働きをすることができません。

そのうえ、入れ歯を固定するために金属のバネを残っている歯にかけなければならないのですが食事をしたりおしゃべりをする度に入れ歯の動きに合わせてバネをかけてある歯を左右にゆすってしまい、結果としてその歯を失ってしまう傾向にあります。

ところが、インプラントは他の歯に余分な負担を一切かけることなく、上下の噛みあわせの負担をインプラント単独で受け止めることができます。

インプラントは身体に影響はないの?

インプラントは、チタンという金属を使用しています。

チタンは医療の世界ではかなり使われている金属です。

骨折のときにつなぐ金属プレートとして、心臓病治療のカテーテルの先、脳動脈瘤手術のクリップとして、他にも人工関節の材料として、幅広く用いられています。

チタンは軽量で強度が強く、腐食性しにくいという性質があり、中でも生体とのなじみがいいので、アレルギーを起こす心配もありません。
したがって、インプラントに使用した材料が原因で病気になることはありません。
インプラント(人口歯根)の写真

外科手術に対しての「痛い、怖い」などの不安がある方へ

手術と聞くと、怖い、痛い、と誰でも敬遠したいイメージがある思います。

しかし、現在の医療では、まるでうたた寝をしているようなリラックス気分で手術を受けて頂く静脈鎮静という方法があり、伊丹市のヒカルノ歯科では、この静脈鎮静法を導入しております。

全身麻酔とは違い、完全に意識が無くなるのではなく、点滴の中に心をリラックスさせるお薬を入れ「うとうととした状態で、こちらが呼びかけたら目を覚ます」このような状態で手術を受けて頂けます。

手術中は当然の事、インプラント治療が終了するまで うたた寝状態という快適な方法です。
また、緊張が緩和されるので高血圧等の御病気がある方にも適しています。

麻酔により目覚めた後は、ぐっすり寝て起きた状態に似ています。

患者様によっては『よく寝れた』という方もいるくらいです。
痛みや恐怖感がほとんどないため、ほとんどの方がインプラント治療にこの方法を希望されています。

手術後に痛み止めや腫れ止めの薬を点滴で入れるため、手術後の痛みや腫れが大変少ないです。

詳しい事は、カウンセリング時等にお気軽に歯科医師・歯科衛生士にお尋ねください。

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