高いレベルでの総合的な診断に基づいた治療を行います。
ヒカルノ歯科では、歯科医療は口腔内全体のバランスを考えることが何よりも重要であると考え、安易な対処療法ではなく、高いレベルでの総合的な診断に基づいた治療にこだわっています。
これまで日本の歯科治療は、「虫歯がある歯」を1本単位で見て治療をしがちでした。
1本の治療が終われば次の1本、またその次の1本・・・。
確かに虫歯を治すという面だけを考えると間違っているわけではないのですが、
患者さんが認識されている問題点だけを、部分的あるいは一時的に 治療するという一般的な対症療法では根本的な解決には決してならない場合もあるのです。
たとえば歯並びが悪い場合、歯磨きをしづらいのですから汚れが溜まりやすく、歯周病、虫歯のリスクはとても高くなります。そのような環境を矯正治療を行う、もしくはブラッシングの技術を徹底して身に付けていただくなどの改善をすることなく、ブリッジやインプラント治療を行えば予後に不安を残すことにもなります。
また、虫歯や歯周病、噛みあわせの崩壊の特徴として、痛みや不快感を伴わないまま病状が静かに着々と進行し、受診時にはご本人が認識している以上に複合的な問題を抱えてしまっているケースがとても多いことがあげられます。
お越し頂いた患者さんが認識されている問題点だけを、部分的あるいは一時的に 治療するという対症療法では根本的な解決には決してならないのです。
そこで、ヒカルノ歯科では、さまざまな角度から総合的な治療計画を立て、治療の予後までを的確に判断しながら理想的な治療方法を患者様におすすめしています。
虫歯や歯周病は、 細菌による感染症だという事がはっきりとわかっています。
「虫歯が出来たから治療する」「歯石が付いたからお掃除をする」というのでは、長期的に良い予後は中々見込めません。
その為、伊丹市の歯科医院(歯医者)ヒカルノ歯科では、根本的な原因であるお口の中の細菌感染リスクを調べることで、将来的にどのようなリスクが高いのかを判断し、それに合わせた治療計画を提案させて頂いていております。
「何に原因があるのか」をしっかり知り、それに対して治療計画を考えることは、何度も再治療をしないためにとても大切なことです。
患者様にして頂く作業は…
味の無いガムを5分間で、その時に出た唾液を集めて頂くだけです。
①唾液の量チェック
②唾液の緩衝能のチェック(シートに1滴垂らし、5分待つ)
③虫歯菌である、ミュータンス菌・ラクトバチルス菌を培養し、菌の数を調べます。
(48時間培養するため、後日結果報告になります。)
酸を中和する力
安静時の時、人の口の中は中性です。
糖を含んだ食事をすると、一時的に口の中は酸性に傾きます。その後、唾液が口の中を中性に戻そうと働きますが、中性に戻す力が弱いと酸性の状態が長く続くことになり、虫歯になりやすいのです。食後、酸が歯を攻撃します。唾液が分泌され、緩衝能が働くことにより、酸が中和されます。
間食が多かったり、アメ、飲み物などを長時間ダラダラと飲食していると、緩衝能が十分に働く前に酸が産生され、お口の中が常に酸性に傾いた状態(虫歯になりやすい状態)になってしまいます。
ラクトバチルス菌
虫歯を進行させる菌です。きれいに歯磨きができていなかったり、歯に合わない古い修復物(銀歯、差し歯など)が入っていると増殖します。砂糖の摂取量とも関係があります。