予防歯科(MTM)

予防歯科 メディカルトリートメントモデルとは?

予防歯科について

日本では2割の人しか行っていないもので
スウェーデンでは7割の人が行っているものってなんだと思いますか?
からだのパーツで1000万円以上の価値がある部位ってどこだと思いますか?

ヒントは最も頻繁に使うものです…
歯は早い人で30代から1本抜けはじめ、高齢になればなるほどその本数は増えていきます。
生涯残っている歯は10本も満たないことがわかっています。

ただし、これは日本人に限るという一言を付け足さねばなりません。
スウェーデンでは倍の20本ある。そう言われています。
この差はどこから来るのだと思いますか?
生活習慣?食べるもの?環境?

もちろんこれらのことも関係していますが、実は歯の扱い方。
これが非常に大きな要因を秘めているのです。

予防歯科

きちんと歯は磨いている...
そういう方こそ注意が必要なこととは?

歯を磨けば良い。歯の磨き方・歯ブラシをしっかりやれば良い。
たまに歯間ブラシもやる。
そういう方こそ、注意が必要かもしれません。
歯はきちんと磨いていても本当の原因を知らなければ、抜けてしまうからです。
「いや、でも虫歯なんて全くないし、違和感も何もない」

ここに真面目に歯を磨いている人ほど陥る罠が潜んでいるのです。
そして、そういう人ほど受けるショックは計り知れません。
歯は異変に気が付いた時には手遅れで抜ける一歩前であることもあります。
大きな前触れが来たら抜くという結末を迎えることも少なくないのです。
今まで何も意識していなかった笑顔。
その一番輝かしい笑顔になることが苦痛に変わる。これは本当に辛いことです。
失ってからわかる後悔は長い間苦しめ続けることでしょう。
しかし、正しい情報を知らなければ……抜けてしまうのです。

予防歯科

当院の特長である
メディカルトリートメントモデル(MTM)とは?

科学的に効果が実証さていているプログラムで、個人の口腔状態に合わせて適切に予防処置を行うことです。
初期のリスク評価から、予防プログラム、口腔内環境の改善、低侵襲性治療などを行い、定期メインテナンスに至るまでの流れを指します。
実際にどういった風にメディカルトリートメントモデル(MTM)を進めていくのかの流れを簡単にご説明させていただきます。

1. 初診 約60分

まずはじめに問診票の記入をして頂きましたら、カウンセリングルームにてより詳しく問診を取らせて頂きます。
あわせまして、当院での治療の流れや考え方などのご説明をさせて頂いています。 全てのご説明が終わりました後、レントゲン撮影、お口の中のリスクをみるための唾液検査(サリバテスト)、口腔内写真検査、歯周病精密検査を行います。強い痛みがあったり、すぐに治療が必要な歯がありましたらこの時点で即時対応を行います。各検査の資料が整いましたら、患者様の口腔内の健康をサポート致します担当歯科衛生士をご紹介致します。担当の歯科衛生士より今後の治療に関するご説明と各種資料用のプリントをお渡しして初回の診察が終わりとなります。

1. 初診 約60分
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2. 初期治療の開始 約60分

来院2日目には、初診時の検査結果をまとめた資料とともに患者様の現在のお口の中の状態とリスクのご説明を行います。
歯を磨いていても虫歯がなぜできてしまうのか
その原因は何なのか、どうやったらその状態を改善できるのか
歯周病の進行程度はどうなのかなどをご説明しています。
唾液検査(サリバテスト)の結果からご自身の口の中の虫歯に関するリスクを詳しく知ることができます。
虫歯の原因菌が多くて虫歯になるのか、または、歯を守る唾液に力が弱いから虫歯になるのか
もしくは、また別の理由によるのか、それによって正しい予防の仕方が変わってきます。合わせて、歯磨き方をチェックしてどの部分がうまく磨けていないのかを確認していきます。それと合わせて歯磨きのみでは落とすことができない汚れや歯石などを丁寧に取り除いていきます。
歯の表面に汚れが付着しにくくすることを目的としています。

2. 初期治療の開始 約60分
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3. 来院3日目以降(約45~60分程度)

歯周病の進行状況に応じて1~6回程度の初期治療を行っていきます。
これまでのデータを考慮して、患者さんご自身の歯周病の原因となっているものをはっきりとさせ、歯周病の発症・進行のメカニズムにつきましてもご説明させて頂いた上で、歯茎の中に付着している歯周病の原因を1歯ずつ細かく取り除いていき、洗浄・消毒を行っていきます。
また、お一人お一人に最も適した予防プログラムをお伝えします。
この段階での治療は、とても繊細な感覚と技術を必要とする治療になりますので歯周病の進行が進んでいるほど時間がかかります。

3. 来院3日目以降(約45~60分程度)
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4. 再評価(約45分)

一連の初期治療が終わりましたら、歯茎の治癒を待った後に再度 検査を行い,改善の程度を評価していきます。
この時点での検査で、歯周病がコントロールされている状態であればその後の治療に進んでいきます。

もし、この時点で歯周病の炎症が強く残るような歯がありましたら、再度の歯周病治療が必要か・もしくは別の治療方法を選択した方が良いのかを相談していきます。同時にご自身での歯磨きがしっかり行なって頂けているかも確認してきます。

4. 再評価(約45分)
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5. 治療終了後最終チェック

全ての治療が終わりましたら、治療前と現在のお口の中の変化を評価。
その結果を治療前後の写真やデータをグラフ化したものを使用してご説明していきます。ご自身の現在の状況を確認して頂いたあと、今後の予防プログラムについてご案内致します。

5. 治療終了後最終チェック
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6. メンテナンス

定期的なメンテナンスを行うことで、将来に渡る歯の喪失率を大きく引き下げることができるという事は医学的根拠に基づいて証明されています。
専門的な清掃を行うことで虫歯や歯周病の原因となっているバイオフィルムを取り除き、フッ素を塗る事で歯と歯根の抵抗性を上げていきます。
メンテナンスの間隔は、歯周病の進行程度や本人の歯ブラシの出来具合によって変わってきます。一般的には3~4ヶ月程度です。

6. メンテナンス

予防・メインテナンスの重要性

歯周病は治療が終了しても「完治した」という状態まではいかず、あくまで「最初の状態よりは改善した」という状態にとどまります。
そのため治療終了はゴールではなく、今後はその状態を維持していくこと
そして再発を予防することを目的としたホームケアと定期的なメインテナンスが必要となってきます。

歯周病は完治が難しく、再発しやすい

●例えば虫歯治療の場合
虫歯になった部位をすべて削り、失われた歯質を補充する詰め物や被せ物を装着すれば、「虫歯は完治した」ということができます。
しかし歯周病は虫歯のようにはっきりとした「完治」を望むことができない病気です。

歯根膜や歯槽骨といった歯周組織は一度破壊されると再生させることは難しく、また虫歯のように他の人工物で補充することもできません。
そのため一通りの治療が終了しても、深い歯周ポケットが一部残ってしまうケースも多くあります。
この残ってしまった歯周ポケットをきちんと管理しなければ、再び歯周病は悪化してしまうでしょう。

さらにバイオフィルム感染症である歯周病は全身的な影響も受けやすく、加齢やその他の病気で免疫機能が低下すると、再び歯周病菌が感染し病状が悪化する可能性があります。
つまり歯周病は一度治療をおこなったとしても、再発率が非常に高い病気なのです。

歯周病
治療終了後もホームケアと定期メインテナンスを忘れない!

歯周病治療をおこなっても、口腔内にはまだ歯周病菌が生息しています。
もしホームケアをおこたれば歯周病菌は再びバイオフィルムを形成し歯周病を再発させてしまうでしょう。
したがって治療終了後もホームケアによるプラークコントロールを徹底し病状が安定した状態を長期的に維持していくことが大切です。
また治療終了後は、病状に応じて3~6ヶ月おきに歯科医院での定期的なメインテナンスを受けることも重要です。

定期メインテナンスは歯周病の再発予防、新たな歯周病の早期発見、そして良好な状態の長期的維持を目的におこなわれます。
特に治療後も4mm以上の歯周ポケットが残っているケースではホームケアだけでポケット内のプラークコントロールを十分におこなうことは不可能です。
そのためメインテナンス時にプロフェッショナルケアを受け、病状の悪化を予防することが必要となります。

歯周病
定期メンテナンスの受診率が歯の健康に比例します!

なぜ、メンテナンスの重要性を何度も言うのか?
メンテナンスと残りの歯数には重要な関りがあるからです

歯周病

自分でできるホームケアや予防方法を知ろう

喫煙:節煙・禁煙を心がけよう

歯周病は歯周病菌が感染して起こる病気ですが、同じように感染しても歯周病があまり進行しない人もいれば、すぐに進行してしまう人もいます。
このように同じ病気でも進行具合が異なるのは、歯周病の発症が普段の生活習慣と大きく関係しているからです。

歯周病を予防するためにはホームケアによるプラークコントロールのほかに、以下に示すような歯周病を悪化させる習慣を見直すことも大切です。

喫煙:節煙・禁煙
食生活:歯ごたえのあるものをしっかり咬もう

食べ物の中に歯周病を悪化させる直接的な原因はありませんが、その種類によってはプラークの付着を誘発させるものがあるため注意が必要です。

具体的には甘いものや柔らかいものは食べかすが歯の表面に付きやすく、これによってプラークの量が増えてしまう可能性があります。

栄養バランスのとれた食事を心がけるとともに、1日の食事の中で硬いものや歯ごたえのあるものを摂りいれることも歯周病予防には効果的です。

食生活
生活リズム:不規則な生活を改めよう

「寝不足が続く」「朝起きず朝食も摂らない」といった不規則な生活は生命維持をつかさどる自律神経のバランスを崩す原因になります。

自律神経が乱れると体が不調を起こし、免疫機能も低下します。
バイオフィルム感染症でもある歯周病は体の免疫とも深く関係し、抵抗力が落ちると感染しやすくなります。
歯周病の予防や再発防止には、自身の生活習慣を見直し、生活リズムを整えることも非常に重要です。

生活リズム
ストレス:1日の中でリラックスできる時間をつくろう

ストレスも自立神経のバランスを乱して体の抵抗力を低下させる原因になります。
またストレスの蓄積は生活習慣の変化をもたらし、暴飲暴食や睡眠不足などを招くおそれもあります。

さらにストレスは唾液の量を減らしてしまいます。例えば人前にでてひどく緊張した時に口の中が渇くのは、緊張というストレスによって唾液の分泌が少なくなるからです。
唾液には口の中をきれいに洗い流すという自浄作用があり、唾液の量が減ってしまうと口腔内に細菌が増殖しやすくなります。
その結果、歯周病や虫歯といった歯科疾患を増悪させたり、口臭を強くすることにもつながってしまうのです。

生きていく上でストレス0の生活を送ることは難しいことですが、自分の趣味を見つけたり、せめて1日のうちにリラックスする時間を設けるなどの工夫を試みましょう。

ストレス

市販の薬や歯磨き粉などで改善するの?

近年はドラッグストアやネット通販などで、歯周病に効果があるとされる歯磨き粉や洗口液などが多く販売されています。
歯周病予防や改善にこれらの製品を使用すること自体に問題はありませんが、その効果を過信しすぎないように注意しましょう。

市販の薬や歯磨き粉に期待できること:薬用成分に注目する

歯周病予防や再発防止を目的に市販品を使用する場合、注目したいのが配合される薬用成分です。
歯周病予防を目的とした洗口液や歯磨き粉には、殺菌作用や抗炎症作用、血行促進、歯茎の引き締め効果を期待する薬用成分が配合されています。
以下に具体的な薬効や成分を示しますので、製品を選ぶ時の参考にしてみてください。

  • 殺菌成分:歯周病菌の増殖を抑える
    ……塩化ベンゼトニウム(BTC)
    ……イソプロチルメチルフェノール(IPMP)
    ……塩化セチルピリジニウム(CPC)
    ……塩酸クロルヘキシジン
    ……トリクロサン
  • 抗炎症作用:歯茎の腫れや炎症を抑える
    ……トラネキサム酸(TXT)
    ……イプシロンアミノカプロン酸
    ……β-グリチルレチン酸
  • 収斂(しゅうれん)作用:歯茎を引き締める
    ……塩化ナトリウム
    ……ヒノキチオール
  • 血行促進:血流をうながして歯茎の状態を良くする
    ……酢酸トコフェノール(ビタミンE)
歯周病予防
あくまで「補助的なもの」という認識を忘れない

歯周病予防を目的とした市販薬や洗口液、歯磨き粉は、そこに配合される薬剤の力を期待できますが、それは補助的な役割にすぎません。
確かに薬剤の効果によって、歯茎の腫れや出血がおさえられることはあります。
ただそれはあくまで一時的なものであり、本当の意味において歯周病を予防できたとはいえないでしょう。
歯周病予防に必要なことは、口腔内の歯周病菌を減らして感染させないことです。

一方で、歯周病菌はバイオフィルムという強力なバリアの中で生息し、そのバイオフィルムには薬剤を浸透させることができません。製品の中には「バイオフィルムにまで浸透」と謳ったものもあります。
ただ実際は試験管内や培養液の中(in vitro)での成果であって、口腔内で効果があるといった研究報告はいまだなされていない状況です。

バイオフィルムの除去の基本はあくまで機械的なプラークコントロール、つまり歯ブラシや器具などを使ってこすり落としていくことです。
洗口液や歯磨き粉はそのプラークコントロールを補助的に支えるものという認識を忘れないようにしましょう。

歯周病予防

自分の歯が抜け落ちてしまう前に

一度抜けてしまった歯はもう2度と戻ってきません。
抜けないだろうと思っていた人が味わう後悔は拭いきれません。
だからこそ、MTMで定期メンテナンスをしていきましょう。
歯はきちんと磨いていても本当の原因を知らなければ、抜けてしまうからです。

予防することがあなたの歯を救います。
あなたの大切な歯・笑顔を守るのは、あなた自身の行動なのです。

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予防歯科

Q & A

Q. 治療した歯から悪くなる。なんで?
そもそもむし歯ができるに至った原因が、きちんと取り除けているのかということが大事になります。それが取り除けていないのであれば、適切なメインテナンスをしなければ、再発のリスクは高まります。
Q. フッ素って本当に良いの?
フッ素は歯のむし歯に対する抵抗性を高めるために非常に重要なものになります。その有効性は海外を中心にはっきりと証明されています。適切な主要方法を守って使用していただければ、身体に害があることはありません。
Q. 銀歯の下のむし歯、歯科医院でも分からないことがあるのですか?
むし歯を確認するときには実際のお口の中での確認とレントゲンを使って確認をしますが、被せ物の中はレントゲン上には写ってこないので、確認しにくい場合もあります。但し、殆どの場合は、お口のなかで確認した段階で、異常を見つけることが可能です。
Q. 唾液が多い方が、むし歯・歯周病になりにくいのですか?
唾液が多い方の方がむし歯になる可能性は低い傾向にあります。唾液の成分、菌、エナメル質のむし歯に対する抵抗性、食生活などが複合して、むし歯を引き起こすので、一概に唾液が多いからといってむし歯ができにくいというわけでもありません。
Q. 砂糖を減らすと、むし歯の予防になりますか?
砂糖だけではなく、糖質全般がむし歯を引き起こす菌の活動源になるので、砂糖を減らすことはむし歯をつくらせないことには肯定的に働きます。ただ、1回の砂糖の摂取量よりも1日の中でお口のなかに糖質を摂取する回数をコントロールする方が重要です。
Q. 普通の歯ブラシと、電動歯ブラシ・音波歯ブラシ、どれが良いの?
学術的には、超音波歯ブラシは普通の歯ブラシよりも汚れを落とす効果は高いとされている。但し、超音波のブラシをつかって汚れを落とす技術(技術力)は必要です。それがなければ普通の歯ブラシと大差はありません。
Q. 銀歯の下のむし歯を予防したい。どのようにすれば良いですか?
予防策はありません。良い治療を早く受けてください。精度の高い治療を最初に受けることが最大の予防です。
Q. セラミックや白い歯を入れれば、むし歯には絶対にならないの?
いいえ。そのようなことはありません。確かにむし歯にはなりにくくなります。むし歯の原因は、砂糖や生活習慣です。そこを改善することがむし歯予防の一番大切なところです。
Q. お菓子が大好きです。むし歯にならないためには、どうしたら良いでしょうか?
そのため、お菓子を食べていただくのは良いですが、長い時間をかけて、だらだら食べるようなことはせず、決められた時間、1日の中で1~2回の間食にとどめておくのが好ましいです。

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