さまざまな角度から総合的な治療計画を立てます。
たとえば
●歯並びが悪い場合
歯磨きをしづらいのですから汚れが溜まりやすく歯周病、虫歯のリスクはとても高くなります。
そのような環境を矯正治療を行う、もしくはブラッシングの技術を徹底して身に付けていただくなどの改善をすることなくブリッジやインプラント治療を行えば予後に不安を残すことにもなります。
また、虫歯や歯周病、噛みあわせの崩壊の特徴として痛みや不快感を伴わないまま病状が静かに着々と進行し受診時にはご本人が認識している以上に複合的な問題を抱えてしまっているケースがとても多いことがあげられます。
お越し頂いた患者さんが認識されている問題点だけを、部分的あるいは一時的に 治療するという対症療法では根本的な解決には決してならないのです。
そこで、ヒカルノ歯科では、さまざまな角度から総合的な治療計画を立て、治療の予後までを的確に判断しながら理想的な治療方法を患者様におすすめしています。
頑張って歯を磨いているのに虫歯になってしまう人がいる一方、全然磨かないのにあまり虫歯にならない人もいます。この違いは何なのでしょうか?
実は、人によって虫歯になるリスクになるものが全然違ってくるのです。
大きく分けると「虫歯を作る細菌」「歯を守る力」「お口の中を酸性にしてしまう環境」などが虫歯にしてしまうリスク(原因)です。
あなたにとってどの項目が高リスクであるのかを知り、それを的確に予防しながら虫歯を治療することで長く予後の見込める健康的な状態を取り戻すことができます。
ヒカルノ歯科では、「今ある虫歯を治して終わり」ではなく、長期的な視点で考えた医学的な根拠のある治療計画を大事にしています。
むし歯は、進行度や状況に応じて治療する必要があります。
できる限り歯への負担を減らすことを心がけて治療を行うことが大切で、それが将来の歯の寿命に大きく関わってきます。
進行度合い | 治療 | |
---|---|---|
エナメル質の虫歯(C1) | 歯の表面(エナメル質)の限られた狭い範囲に穴ができている状態 | エナメル質の虫歯部分を削って、詰め物、被せ物をして治療します |
象牙質まで進んだ虫歯(C2) | 虫歯が歯の内部に広がり象牙質まで進んだ状態 | 虫歯部分を削って、詰め物、被せ物をして治療します |
神経まで進んだ虫歯(C3) | 虫歯が神経(歯髄)まで進んでいる状態。表面のあなは小さくても内部で広がっていることもある | 歯の神経を取り除いて被せ物(クラウン)で補い治療します |
歯根だけ残った虫歯(C4) | 歯冠部(歯茎<歯肉>から上の見える部分)がほとんど崩壊し、歯根だけ残った状態 | 虫歯部分を削って詰め物、被せ物で治療します |